はじめて新約聖書を読む方へ
聖書について、いくつかご説明させていただきます。
新約聖書には27の書が収録されていますが、それは「連続もの」ではありません。それぞれが別の作品だとお考えください。
最初の4つの「福音書」は、イエス・キリストの生涯の記録を4人の人が書きました。
次の「使徒の働き/使徒言行録」は、キリストの弟子たちの活動記録です。
次に、彼らが各地の教会や個人に書いた多くの手紙が並んでいますが、作者別に長いものから順になっていると言われています。
最も多くの手紙を書いたパウロは、劇的な体験でイエスを信じました。使徒の働き9章に記されたその事件が「目からウロコ」という言葉の語源です。
最後の「ヨハネの黙示録」は、象徴的表現が多く、多少難しいかも知れません。
聖書はとても奥深い書物なので、何度読んでも新しい発見があります。興味を持たれたら、ぜひとも教会で学んでみて下さい!